2024年4月20日・・・学習内容
●インフォメーションNO.48 3人の英国スピリチュアリストからのメッセージ 今月は、スピリチュアリズム普及会のインフォメーションNO.48の最後にあった「3人の先輩スピリチュアリストからのメッセージ」を学習しました。 3人というのは、ハンネン・スワッファー、A.W.オースチン、バーノン・ムーアです。 ・ハンネン・スワッファー ハンネン・スワッファーは、『シルバーバーチの霊訓』の生みの親とも言うべき人物で、自宅でシルバーバーチの交霊会を開催し、ジャーナリストの知名度を利用して、世界中に『シルバーバーチの霊訓』を広めました。彼は死後、「『シルバーバーチの霊訓』の普及に尽力したことは評価された」と述べています。しかし「一番問われるのは、自分自身が真理にそって信仰の歩みをしてきたかということです」と言っています。 『シルバーバーチの霊訓」の素晴らしさを伝えるだけでなく、自らを霊的真理に沿わせ、正しい信仰実践をしていかなければならなかったのです。スピリチュアリズムを新しい思想として広めるだけでなく、信仰レベルへと引き上げ、従来の宗教とは全く異なる”超宗教”へと押し上げる努力をしなければならなかったということです。スワッファーもバーバネルも、死後、自分たちに与えられていた役目の一部しか果たせていなかったことを知り、大きな後悔をすることになってしまいました。 ・A.W.オースチン 『シルバーバーチの教え』を編集した人物です。オースティンは、膨大なシルバーバーチの通信を的確なテーマにそって整理し、スピリチュアリズムの全体を正しく理解できるように編集しました。彼は「スピリチュアリストと呼べる者は、真理の重要性を深く理解し、霊的に救われるには何をすればよいのかを知り、それを実践する人のことです。『シルバーバーチの霊訓』をバイブルにして生きる人のことなのです」と言っています。 イエスは、真っ先に『シルバーバーチの霊訓』を手にした英国のスピリチュアリストたちが、それをバイブルとして信仰実践に励んでくれることを期待していました。オースティンは、死んでからそれを知りました。英国のスピリチュアリストたちは、当時も今も、心霊現象や交霊会を中心としていて、真理の実践に意識が向いていません。スピリチュアリズムは、単なる知識として終わらせるのではなく、信仰実践をして霊的成長をするために地上にもたらされたものです。彼は、このことを英国・米国のスピリチュアリストたちに知って欲しい、自分たちができなかった思想体系を確立した日本のスピリチュアリズム普及会に倣って欲しいと願い、霊界から必死で働きかけをしています。 ・バーノン・ムーア ムーアは、スピリチュアリストになる前は、キリスト教の牧師でした。そのため彼は、地上時代からスピリチュアリズムを”信仰”ととらえていました。スワッファーやオースティンは、スピリチュアリズムを新しい思想・知識としてとらえていましたので、この点で、ムーアは大きく異なります。ムーアは、「日々の祈りなどを通して、信仰生活をできるだけ維持しようと努めてきたつもりです。それは死後、実りました。霊界は、シルバーバーチが説く内容と、全く同じ世界だったからです。地上で改宗できたことほどありがたいことはないと、何度も何度もその喜びをかみしめました」と述べています。 地上において間違った宗教の牢獄から解放され、スピリチュアリズムに基づく正しい信仰生活を送れることほど大きな喜びはありません。それこそが”救い”です。彼の純粋な信仰は、スピリチュアリズムに改宗したことで、真の信仰へと変わりました。地上で味わった”救い”の実感は、魂に深く刻まれ、死後の世界で地上の何十倍の喜びとなって返ってきたのです。 3人のスピリチュアリストが共通して述べていることは、霊的真理を実践することの重要性です。先輩スピリチュアリストたちは、『シルバーバーチの霊訓』という最高の霊界通信を受け取り、文字にして残してくれました。私たちは、人類にとって最高の霊的宝を受け継いだ者として、真理を正しく理解し、それを実践していかなければなりません。霊的真理を真っ先に手にした者には、スピリチュアリズムが真の信仰の歩みであることの手本を示す使命があるのです。 参考: ・インフォメーションNO.48 ”古いスピリチュアリズム”から”新しいスピリチュアリズム”へ、そして「真のスピリチュアリズム」へ(スピリチュアリズムの進化の3段階)・・・イエスの地上再臨にともなう、「真のスピリチュアリズム」の確立」 ・大阪スピリチュアリズム・サークル シルバーバーチ読書会 ■参加者の感想 本日の講義では、3人の英国先輩スピリチュアリストからの通信から霊的真理を実践することの重要性を学ぶことができました。古いスピリチュアリズムにとどもまってしまい、後悔されている言葉を聞き、自分は新しいスピリチュアリズムを超えて、真のスピリチュアリズムへ進化していかなければならないと感じました。やはり、自分はまだまだ霊的真理の理解が低いと実感できました。部分的理解にとどまっています。スピリチュアリズムの全体像、思想体系にそって日々勉強しをして、理解を深め、人に説明ができるようになるところまで、つまり正しく言葉がでてくるようになりたいと感じました。世俗に染まることなく、霊的真理の理解と実践を毎日取り組んでいけるよう、祈りを通じて背後霊団のご支援を頂きながら、日々を過ごしていきたいと思います。本日もありがとうございました。 (40代男性) 今、イエス再臨という現実の近くに導かれているのだということ、神の真理の最前線への入り口にさしかかっているのだということを知り、すごいところに自分が存在させて頂いていいるのだなぁと静かなる感謝の気持ちでいます。そして、今日の学びで、正しい真理の知識を得た上での「真理の実践」を何よりも私たち地上人が重要と受けとめ行っていかなければいけないということを確信しました。これからも更なる真理の知識とその実践を行って強く進んでいけるよう、神への祈りと共に生活していこうと思いました。 (50代 女性) |