関西・姫路 シルバーバーチ読書会
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学習のポイントと感想

2025年6月28日・・・学習内容

◎スピリチュアリズムの思想体系【Ⅰ】  「死後世界観(他界観)」
人間 → 地上人生 → 死 → 死の直後 → 幽界 → 霊界 → 再生

・スピリチュアリズムの思想体系【Ⅰ】とは、人間が今後辿っていく道筋を中心に真理を整理したものです。今月は、この中の「死後世界観(他界観)」について学習しました。

先月学習した死の問題と同様に、死後の世界の問題も人類にとって非常に重要な問題です。これまで、様々な宗教が死後の世界について説いてきましたが、現在に至るまで、決定的な死後の世界の事実は明らかにされてきませんでした。従来の宗教では、「死後の世界・あの世はある」と教えてきましたが、「死後の世界」とは具体的にどのようなものなのかは明確な説明はなされてきませんでした。
そうした状況の中、イエスを中心とする霊界の人々が興したスピリチュアリズムによって、地上に霊的真理がもたらされ、地上人類は初めて、霊的事実に基づく「唯一・真実の死後世界観」を知ることができるようになりました。イエスによってもたらされた死後世界観は、霊界人がもたらしたものであり、従来の宗教のような地上人が考え出したものとは、全く次元が異なります。イエスの死後世界観は、霊的事実に基づき、極めて論理的に死後の世界の真相を解き明かしました。

◎真実の死後の世界である霊界とは
真実の死後の世界は、霊界という一つの世界しかありません。その一つの世界である霊界は、何千何万という無数の界層から成り立っています。その無数にある界層と界層の間は、3次元的な地理的区分はなくグラデーション的な区分になっています。上の界層から下の界層まで虹のようにグラデーション的に融合してつながっています。この無数の界層は、霊的成長レベルによって厳格な住み分けがなされています。
人間は、死の直後、さまざまな体験をし死後の世界に入って行きます。
最初に赴く世界が幽界です。幽界で地上臭を拭い去り、霊的浄化されると霊界へ移行していきます。霊界では、自分の霊的成長度に見合った界層に赴いて、神に向かって永遠の霊的成長のプロセスを歩んでいきます。

●死後のプロセス(死 → 死の直後 → 幽界 → 霊界)
・死・・・霊体と肉体をつないでいるシルバーコードが切れて、霊体だけになる
 ↓
・死の眠り・・・深い眠りにつく
 ↓
・眠りからの覚醒・・・数日から数週間ぐらいで死の眠りから目覚める
 ↓
・知人の出迎え・・・すでに亡くなった家族や知人が出迎えてくれる
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・死の自覚・・・自分が死んだことに気がつくと幽界の生活に入る。
※地縛霊・・・いつまで経っても死を自覚できない者(唯物論者)や死の自覚ができても、生前、間違った信仰をしてきた者(狂信者・思想家)は地縛霊となる。
 ↓
・幽界での浄化の生活・・・幽界は、地上臭を拭い去って霊的浄化し、霊界へ行く準備をする所。地上的欲望・地上的意識を取り除いて霊的浄化されると霊界に移行する。幽界での浄化の期間の長さは、霊的成長している者(利他的な人間)ほど短く、霊的成長していな者(利己的な人間)ほど長くなる。霊的成長していな者(利己的な人間)は、後悔と懺悔の日々を送り、苦しみ中で霊的に浄化されていく。
 ↓
・霊界の界層への住み分け・・・幽界で地上的意識・地上的欲望が取り除かれると、自分の霊的成長度に見合った界層に行く。同じ霊的成長度の者同士が集まって霊的グループ(霊的家族)を形成する。霊的家族と一緒に共同生活をおくるようになる。霊界は、霊的成長レベルによって厳格な住み分けがなされている。原則的に異なる界層間での交流はない。霊的成長すると上の界層に移行する。同じ界層に留まることなく神に向かって永遠の霊的成長のプロセスを歩んでいく。霊的成長すればするほど神に近づき、幸福感が増し喜びが深まっていくようになっている。

●宗教で言われてきたような天国や地獄は存在しない
これまで大半の宗教で説かれてきた天国と地獄という死後の世界はありません。宗教の教えに従った者は天国へ行って永遠に幸福な生活を送り、宗教の教えに従わない者は地獄で永遠に苦しみ続けるといった事実は、霊界のどこを探してもありません。そうした間違った信仰をしてきた者は、死後、強力に地上に縛り付けられ地縛霊となって、その境涯から抜け出すことができません。死んでからも地上の信仰を延々と続けている宗教者の地縛霊は、霊界の一番の問題となっています。幽界の最下層には、こうした地縛霊・狂信者・邪悪霊が集まる暗黒スポットと呼ばれる場所があります。従来の宗教で言われてきた地獄と言う独立した世界はありませんが、この暗黒スポットがそれに相当する場所になります。

●地上で「霊的真理」を知り、真理を実践することの大切さ
生前から霊的真理を学び、霊主肉従の努力と利他愛の実践を行い霊的成長をしてきた者は、死の自覚も早く、幽界での霊的浄化の期間も短く、霊界までスムーズに歩んでいけます。霊的成長していない者(利己的な人間)は、神の永遠の霊的成長の摂理に反しているため、激しい魂の苦しみに襲われることになります。地上で霊的真理を学び実践することが、いかに大切かが分かります。

参考:
​・死の直後の様子と幽界での生活1
・死の直後の様子と幽界での生活2
​・『シルバーバーチの霊訓』の画期的な「死後世界観」

■参加者の感想
2021年のイエスの地上再臨以降、スピリチュアリズムは真のスピリチュアリズムとして次の段階に来ました。『シルバーバーチの霊訓』と思想体系、つまりイエスの真の教えの普及に伴い、地上の間違った宗教は消滅していくことになります。真の宗教、霊界の宗教を地上に確立させるための大宗教革命に向けて、本日学んだ死後世界観を正しく理解し、説明できるようにして、地上の宗教を信じていまっている人たちに、伝えていけるよう努めてまいります。
後半の「霊的視野」についての講義は、霊界での打ち合わせや決意を、地上への誕生後は思い出すことができないというところで、スピリチュアリズム普及会傘下の読書会に導かれた私たちスピリチュアリストは、そのことについて、守護霊とその思いを感じることができる幸せと恩恵を受けていることを、感じさせていただきました。守護霊とともに、霊界で誓ったスピリチュアリズム運動への参加に思いを馳せて、霊界の通路となり地上サイドの道具として使っていただけるよう努めてまいります。本日も学びの場にお導きくださり、背後霊の皆様に感謝申し上げます。 (40代 男性)

今日は「死後世界観(他界観)」について学びました。
地上界では、死後の正しい知識がないため、肉体を持って生きている地上を中心に日々を過ごしている人が多いと思いました。多くの日本人は宗教との関係が遠いため死後に関しては空白的なことが多く、それはある意味スピリチュアリズムの神の摂理をより正しく理解(浸透)しやすいとも思いました。
講義後半は、霊主肉従・肉主霊従を知ることによって、霊的視野を身につけるということを学びました。肉体本能は、罪でも悪でもなく、霊的成長のために神から与えられたものであることがわかりました。霊主肉従と肉主霊従の両方を持って、神の摂理に適った霊的成長を遂げていくものであることが理解できました。    (50代 女性)
 
スピリチュアリズムの思想体系【Ⅰ】より「死後世界観」について学びました。3つの世界観があり、従来の他界観、新宗教の他界観、シルバーバーチの唯一・真実の他界観をそれぞれ教えていただきました。真理を知ったことで死の自覚を持てることが、重要なこととして入ってきました。人間は霊的成長をするために生まれてきた事や、神に向かって永遠に成長し続けることが人間の宿命ということも学び、利他愛・人のための奉仕ができるように成長をしていきたいと思います。
後半は、ニューズレターより、霊主肉従・肉主霊従の発生メカニズムについて学びましたが、肉体に対しての正しい考え方もお聞きでき、地上人生を送るために肉体も必要なものとして実感し、自己コントロールができるように日々の生活の中で努力していきます。守護霊の導きによって霊的意識を持ち、霊的視野を持てるよう、良き道具になれるように祈りもしていきます。本日もありがとうございます。 (60代 女性)
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